2022/8/24 犬山教育シンポジウム、犬山読解力
犬山読解力というキーワードが気になって「犬山教育シンポジウム」に参加してきたので、自分なりにふりかえり。
遅れて入ったので、途中参加。
最初に小中学校の授業研究発表から。
犬山読解力って何かな?というところからだったのでパネルにうつる国語の授業内容を見て聞いているだけだったけど、
後ほど森川拓也先生の「犬山読解力」についての講義を聞いて、なるほど具体的な実践があれだったのかと納得。
犬山読解
(文章を)正確に読み、問いを持ち、問いを解決し、豊かなイメージを持つ
↓
問いを持つことを楽しみ、言葉を根拠に論理的に思考し、新しい発見をし、それをもとに最初のイメージを変化させる
森川先生は、自然発生的に問いを待つのではなく、
「問いを作る」「解決したいという動機を作ることが大切」であると述べられていた。
先の、「小中学校の読書活動推進について」というスライドで、同一歩調による主体的な学びという言葉が出ていて、
たとえば学年や、学級によって実践に差が出ないようにすることが大切という話があり、「同一歩調」を作ることが小中学校の特徴であり強みだろうなと思ったので、公立校の在り方としては納得。
オルタナとしての在り方はとりあえず横に置いておいて聞く。
一つ一つの言葉が、自分の糧になると信じて聞いた。
「小中学校の読書活動推進について」
単純に、子どもに本を好きになってほしいとか読んでほしいと思うなら、一緒に本を読めばいいと思う。
勉強してほしいと思えば一緒に勉強すればいいし、
運動してほしいと思えば一緒に運動すれば、
もしかすると趣味にしてくれるかもしれない。
多くの大人が空き時間をモバゲーしているようではダメやろと思ってる。
(私はゲーマーなのでデジタルだめと思ってないですが)
ついでに言うと、論理的思考なんてものはあとからでも鍛えられるけど。
夏休み最大の強敵は読書感想文という現状をどうにかしたほうがいい。
とにかく冊数読めば良いという事でもないし…
最後に。
読解力向上のために「問いを持つ、解決したいという動機を作る」と同時に、
「大人(先生)も分からないことがある」という事を知り、言うことが大切という言葉があった。
幼い子どもと話をする時に「ひざを折って目線を合わせる」ように、子どもたちに問うてほしいことを「同じ目線で一緒に問う」ことが何よりも大切であると伝えたかったのだと思う。
最後に、これからの犬山市の教育モデルとして各校が目標とする、
目指す子ども像(夢)
↑
犬山読解力(手段)
というところを、ゆびとまのキーワードとして抑えていこうと思う。
欲を出せば、
目指す子ども像(手段としての夢)
↑
犬山読解力
でいきたい。
同一歩調ではないので、それこそ「自然発生的に」。
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